今日のAIニュース【国内】(2026/9/27)

津田健次郎さんの声の無断模倣を巡る訴訟、9月30日に東京地裁で判決予定

時事通信によると、声優の津田健次郎さんが生成AIによる声の無断模倣でTikTokの運営側に動画の削除を求めた訴訟の判決が、9月30日に東京地裁で言い渡される予定で、時事通信は生成AIによる声の権利侵害を巡る初の訴訟と報じている。争点はパブリシティー権侵害と不正競争防止法違反の成否で、訴状などによると、原告側は模倣ナレーション付きの動画が188件、1件あたりの平均再生回数が約147万回と主張している。運営側は「普遍的な男性の声」などと反論し、提訴後にアカウントが削除されたため訴えの利益もないと主張している。法務省の有識者検討会は8月、声もパブリシティー権の保護対象になり得るとする指針を公表した(法務省公式)。

出典: 時事通信 / 法務省(公式)

MIXI、「モンスターストライク」キャラクターのAI音声によるニュースリリース紹介企画を見合わせ

ITmedia NEWSによると、MIXIは、「モンスターストライク」のキャラクター「ガブリエル」を模したAI音声でニュースリリースを紹介する企画について、X上での批判を受けて9月24日に実施を見合わせた。同社は、声優本人の許諾を得て収録した音声をもとに制作したと説明している。今後は内容や形を再検討する方針。

出典: ITmedia NEWS

NEC、「コーポレートAI・Workforce部門」を新設

ITmediaによると、NECは8月1日付で「コーポレートAI・Workforce部門」を新設した。AI部門長、AIボード、AIマネージャー、AI社員の4階層で業務をAIが担い、評価・意思決定・品質・ガバナンスは人が担う。同社は、社内実証で役員会議向けの経営分析業務の時間を約7分の1にしたと説明しており、この仕組みは「BluStellar」として外販する予定。

出典: ITmedia

デジタル庁、政府職員向け生成AI環境「源内」のOSS Ver 2.0説明会資料を公開

デジタル庁は9月18日、政府職員向けの生成AI環境「源内」のOSS Ver 2.0に関する説明会資料を公開した(公式発表)。ソースコードと構築テンプレート等は2027年2月頃にOSSとして公開する予定で(開発中のため変更の可能性あり)、データセット、職員のプロンプト、基盤モデル本体は対象外。エージェントチャットや個人向けコーディング環境「源内工房」などを追加する予定で、2026年10月頃には職員がAIエージェントを構築・活用できる環境を導入する予定。国内モデルは、NTTデータ(tsuzumi 2)、ソフトバンク(Sarashina3 mini)、NEC(cotomi v3)、富士通(Takane 32B)、Preferred Networks(PLaMo 2.0 Prime)の5社のもの。

出典: デジタル庁(公式)

NTTデータ、統合AI基盤「LITRON」に「Builder」「Library」「Buddy」を追加

NTTデータは8月25日、統合AI基盤「LITRON」に「Builder」「Library」「Buddy」を追加したと発表した(公式発表)。同社は、固定資産の耐用年数判定で3,000件の正答率が99.6%となり、年間作業時間を352時間から10時間に削減できる可能性を確認したと記載している。

出典: NTTデータ(公式)