直近24時間前後の国内AIニュースを、出典を確認したうえでまとめました。
SB Intuitions、国産生成AI「Sarashina」の「Sarashinaサービス」無償β版を開始
ソフトバンク傘下のSB Intuitionsは10月13日、「Sarashinaサービス」の無償β版の提供を始めた。AI WatchやITmedia AI+が報じている。国産生成AI「Sarashina」を使えるサービスだ。APIではSarashina3の6モデルを選べる。対話・文章生成のmini、単純タスクを高速に処理するnano、RAG向けのembeddingがある。検索結果を再順位付けするrerank、入力の安全性を判定するguard、日英双方向のtranslateも用意した。Web上のチャットと日英翻訳も試せる。Googleアカウントでログインでき、事前申込は不要。一定時間あたりのリクエスト数に制限があり、無償β版では利用データをモデルやサービスの改善に使う場合があるという。APIはBearer認証。公式ドキュメントでは、チャット系の宛先として https://api.sarashina.ai/v1/chat/completions などが案内されている。
出典: AI Watch、ITmedia AI+、公式、API Docs
オムロン、米産業用PCのOnLogicを約1067億円で買収合意。フィジカルAI/エッジの基盤に
オムロンは10月13日、米国の産業用PCメーカーOnLogic(親会社Interlogic含む)を100%取得することで合意したと発表した。企業価値ベースで6億7500万米ドル(約1067億円)。株式取得は関係当局の承認を前提に、2027年1月頃を予定する。OnLogicは買収後も独立事業として、ブランド・直販・現経営陣を維持するとしている。MONOistによると、狙いは北米の成長基盤と、IPCとPLCを組み合わせた「GEMBA DX」/フィジカルAI向けの実行基盤の獲得である。OnLogic側の発表文でも、産業オートメーションとエッジ処理を組み合わせ、データ・AI集約型の現場用途に対応すると記載されている。
出典: MONOist、OnLogic公式、適時開示(日経経由)
NTT西日本と茨木市、純国産プライベートLLM「tsuzumi 2」で小中学校向け校務AI実証を開始
茨木市とNTT西日本は10月13日、純国産プライベートLLMを使った小中学校向け校務AIの実証を、市立の一部小中学校で始めた。同社調べで全国初としている。期間は2027年3月31日まで。オンプレミスの生成AIアプリで、校務文書の検索・要約や文書作成支援などのユースケースを設定し、有効性・安全性・操作性を検証する。LLMはNTT版「tsuzumi 2」の最新モデル。利用者権限に応じたアクセス制御とローカル運用を通じて、機密性の高い教育現場向けの使い方を確かめるとしている。
出典: NTT西日本(公式)、AI Watch
リコージャパン、AWS契約不要の「Difyホスティング環境運用サービス」を提供開始
リコージャパンは10月13日、「Difyホスティング環境運用サービス」の提供を始めた。Difyの有償ライセンス「Dify Essential/Standard」向けで、顧客側でAWSを契約・管理しなくてもよい。同社が契約・管理するAWS上に顧客占有環境を用意し、導入・環境構築、運用(アップデート・ログ監視・障害対応)、技術伴走、Amazon BedrockのLLM利用をセットで提供する。背景として公式は、中堅・中小や部門単位ではクラウド契約や設計が導入の壁になっていたことを挙げている。リコーグループでは国内約3万人が使えるDify環境で、2026年7月時点で約1万200件のアプリが作られたという。
Google Cloudの「Gemini agent」、Enterprise加入者は追加料金なし。日本提供時期は未定
ITmedia AI+は、グーグル・クラウド・ジャパンへの取材をもとに、10月9日(現地時間)に発表された「Gemini agent」について報じた。同機能は企業向け基盤「Gemini Enterprise」の延長と位置付けられ、同加入者は追加料金なしで利用できる。Workspace加入者も利用できるが、機能差や追加料金の有無は追って公開するとしている。コンシューマー向けGeminiアプリやGemini Sparkへの変更はないという。日本での提供開始時期は未定で、決まり次第発表するとしている。
出典: ITmedia AI+