今日のAIニュース【国内】(2026/10/4)

直近24時間前後の国内AIニュースを、出典を確認したうえでまとめました。

ガートナージャパン、クラウドとAIのハイプ・サイクル2026年版を発表

ガートナージャパンは2026年9月28日、「日本におけるクラウドとAIのハイプ・サイクル:2026年」を発表した。31の先端的なクラウドとAIのテクノロジー・イノベーションを取り上げ、うちフロンティアAI、FDE(Forward Deployed Engineer)、エージェント型AI、フィジカルAI、クラウド・レジリエンスの5項目を「過度な期待」のピーク期に位置付けた。同社ディスティングイッシュト バイス プレジデント アナリストの亦賀忠明氏は、クラウドがAIエージェントを構築・実行・連携・運用する戦略プラットフォームへ変貌しつつあるとし、「クラウド戦略は、同時に人材戦略でもある」と述べた。ITmediaエンタープライズは2026年10月4日、同発表を報じた。

出典: ITmedia エンタープライズ / ZDNET Japan

川崎重工、ノエトラのフィジカルAIで自律型ヒト型ロボ開発へ

川崎重工業は、人工知能(AI)を搭載した自律型のヒト型ロボットを開発すると、日本経済新聞が2026年10月4日に報じた。当初は人による遠隔操作も用いるが、国産AIを開発するNoetra(ノエトラ、東京・渋谷)のフィジカルAI基盤を活用し、完全自律駆動の実現を目指す。川崎重工も出資するノエトラは2030年度をメドに、AIがロボットを制御するフィジカルAIを開発する計画で、川崎重工はこの国産フィジカルAIをヒト型ロボに実装する。Nikkei Asiaによると、川崎重工は2015年からヒューマノイド「Kaleido」を開発しており、早ければ2030年の完全自律型の投入を目指す。

出典: 日本経済新聞 / Nikkei Asia

NII、STEM強化とツール呼び出し対応のLLM-jp-4.1を公開

国立情報学研究所 大規模言語モデル研究開発センター(LLMC)は2026年9月28日、オープンかつ日本語に強い大規模言語モデル「LLM-jp-4.1」シリーズを公開した。LLM-jp-4シリーズの事後学習を改善したシリーズで、主な改良点はSTEM分野の性能向上、ツール呼び出しへの新規対応、回答の詳細さの調整の3点。公開モデルは約86億パラメータのDense型「llm-jp-4.1-8b-thinking」、約320億パラメータのMoE型「llm-jp-4.1-32b-a3b-thinking」、約332億パラメータのDense型「llm-jp-4.1-33b-thinking」の3種で、いずれもApache License 2.0。SFTデータと各モデル向けDPOデータもあわせて公開し、東京大学のmdx-MaaSを通じて研究者向けにAPIとチャットサービスの試験提供を10月中旬頃から段階的に開始する予定。

出典: LLM-jp(公式) / NII LLMC / PC Watch

NTT AI-CIX、青果卸向け分荷AI「BUNTANT」の提供を開始

NTT AI-CIXは、青果卸売市場での分荷業務をAIにより自動化するサービス「BUNTANT」の提供を2026年10月1日に開始したと、AI Watchが2026年10月2日に報じた。BUNTANTはベテラン担当者の経験とノウハウをAIが学習し、その日の入荷・注文状況に応じた分荷案を自動生成する。生成した分荷案の修正結果も学習し、担当者が変わっても熟練者のノウハウで分荷できる仕組みにより、属人化からの脱却と組織的な業務継続を支援する。産地や品目ごとの等階級・荷姿の違いの補正や、顧客の過去の購入傾向を踏まえた分荷案の生成にも対応する。

出典: AI Watch / NTT AI-CIX(BUNTANT製品ページ)