直近24時間前後の国内AIニュースを、出典を確認したうえでまとめました。
政府、AI基本計画を「3.0」へ改定する作業に着手。年末に中間整理
内閣府が10月26日の人工知能戦略専門調査会に出した資料によると、10月22日に初会合を開いた「AI・デジタル改革推進会議」で、2030年時点で行政・産業・暮らしがAIでどう変わるかという「AXの具体像」、規制・制度改革の原則(「AI・デジタル改革原則」)、社会実装を急ぐアクションプランの3点を、年末までに中間整理としてまとめる。木原官房長官は、AI法を含む関連法制度の見直しと、AIセーフティ・インスティテュート(AISI)の機能強化も求めた。資料には、AIエージェントが本人の関与を確かめながら行政の共通基盤を使える形にすることや、法令の機械可読化といった論点が並ぶ。第2期の計画は7月14日に閣議決定されたばかり。
出典: 内閣府(資料)/内閣府(人工知能基本計画)
Amazon、生成AI搭載の「Alexa+」を日本で早期アクセス開始。終了後は月額3000円、プライム会員は追加料金なし
Amazonの発表によると、Alexa+は会話を通じて音楽の再生、買い物、予定の管理、家電の操作などを代わりに行う。今後「食べログ」のレストラン予約、Uber Eats、出前館、チケットぴあとの連携を予定している。対応するEcho、Fire TV、Fire TV搭載テレビの利用者に順次案内し、Amazon.co.jp/newalexa からも申し込める。早期アクセス中は無料で、終了時期は発表されていない。
出典: Amazon/Web担当者Forum
朝日新聞社、取材・報道でのAI利用の指針を11月1日付で策定
朝日新聞社の発表によると、AIの使い方を「支援」(資料収集・文字起こし・校閲補助など)、「整理」(既存の情報をまとめる)、「生成」(文章などを作る)の3つに分け、表現やデータ、構成に「生成」が大きく関わる場合はその利用を読者に説明する。記者がAIで作った画像や動画は記事などに使わない。入力した情報が学習に使われないAIサービスを使う。取材・執筆・編集の判断と責任は人間が担うとした。
出典: PR TIMES(朝日新聞社)
富士通、フロンティアAIで侵入の痕跡を調べ、専門家が検証して報告するインシデント対応サービスを開始
富士通の発表によると、不審なファイルや調査対象の端末データを専用ポータルに24時間365日アップロードでき、フロンティアAIを使う脅威分析システムがフォレンジック調査とマルウェア・不審URLの解析を行う。結果を富士通のセキュリティ専門家が検証・補完し、報告書は脅威解析が最短1営業日、フォレンジック調査が最短2営業日で届く。
出典: 富士通/クラウド Watch
Third Intelligence、日本語特化の音声認識モデル「Haas-ja-v1.0」をオープンソースで公開
Third Intelligenceの発表によると、パラメーター数6億1580万の軽いモデルで、同社の評価ではオープンウェイトのモデルの中で最も高い精度だったとしている。ライセンスはApache 2.0で、Hugging Faceと推論コード(GitHub)、無料デモを公開した。GIGAZINEの試用では、4分19秒の音声を0.32秒で文字起こしできた。